いわゆるプアオーディオです
高級機器は使っていませんが参考になればと思いまとめます。
DAC類
■S.M.S.L RAW-MDA1
S.M.S.LのミドルクラスのDAC
6.3と4.4のヘッドホン出力端子はあるが、4.4はバランス出力ではなくアンバランス接続。
デザイン的にL70合わせられるE70では無くなぜこれを選んだかと言うと、光と同軸デジタル入力がそれぞれ2系統あり、4系統のデジタル入力が可能なのとTypeCでの入力が可能な事。(E70は光同軸それぞれ1系統、USBはTypeCでは無い) USBはスマホの充電も可能になっており18Vが供給可能との事。
出力はXLRとRCAそれぞれ1系統となっています。
DACチップはESS ES9039Q2MでOPA1612Aを6機搭載しています。
XMOSがUSB2と1両対応でゲーム機なども接続可能。
Bluetooth機能も搭載しているが、aptXLLには非対応な模様。
技適取得していないと思うのでBluetoothでの接続予定はありません。
THD+N(No-weighting)も良好で0.000058%
THD+N(A-weighting)0,000047%
Dynamic range 132db
SNR 123db
大きさが横189mm 縦45mm 奥行179mmとA70を上に置けるギリギリサイズ。
ラインアウトはXLRで5.2VRM RCAで2.5VRM HPで8.2VRM
USB接続時はPCM768kHz/32bit DSD512
光同軸接続は192kHz/24bit
フィルターも多種選べ、その他EQ設定でチューブエミュレーションなども可能なようです。味付けとしては面白いかなと思います。海外のユーチューバーの動画を見る感じだと、E70よりも音場の広さが期待できそうだったのであえてこちらを選んでみた感じ。
本体の操作はボリュームダイヤルのみでのオペレーションとなるので使い勝手が不安ですが、リモコンも付いているので大丈夫かなと思いたい。出力はバリアブルと固定が選べる様なので、A70の入力に接続する予定です。これを導入する事で今までK7BTからのRCA経由での光と同軸デジタルの入力とZENDAC経由のPCからのバランス入力を一台で置き換えさせられる予定です。
光と同軸がさらに増えるのでゲーム機器からの入力なども別途可能になるのも魅力かなと。
これに置き換えるだけで同額程度で取引されているK7BTとさらにZENDACとアクセサリなどを処分できるのは素晴らしい。
■FiiO K7BT(処分予定)
購入当時はBTは製造中止後で、市場にあまりなくてフリマで購入。
FiiO製のミドルクラスのヘッドホンアンプのK7にBluetooth機能を追加したモデル。
実際のところBT機能はあまり使っていませんが無いよりはましかなと思っています。
アプリなどの連携は無いに等しいレベルの物です。
価格も3万円程度と安価ですが、一通りの機能があり必要十分かなと思って使っています。
RCAの入出力、光と同軸のデジタル入力、USBDAC機能、4.4バランス端子と6.3のヘッドホン出力。
XLR端子はありませんが、気軽に購入できる価格は魅力だと思います。
音質向上のオプションとして、日本では発売していないFiiO純正の外部電源PL50がアリエクなどでは販売されています。
自分の使い方としては光入力でTVからの音声を入力しNetflixやAmazon prime videoの音声を入力し外部アンプへのRCA出力を出すのに使っています。
後日追加で同軸デジタル入力も活用する事にしました。
FireStickTVのHDMIから同軸デジタル音声を分離しK7BTに入力する。
これをする理由はTVのデジタル出力は48kHz(家のテレビの制限)までとサンプリングレートが限定的になるため。
直前まではHDMIから光デジタル出力を分離して光デジタル入力を行っていましたが、それをするとTVからの音が再生できない問題がある為現在はTVの音声再生時はTVからの光デジタルを使い、FireStickTVの音声はHDMI経由の別の音声分離アダプターで同軸デジタルを出して繋ぐ事としました。
4.4バランスでのヘッドホンやイヤホンでの音声出力も可能ですがあまり利用していません。
本当であればもっとグレードの高いDAC兼用のプリメインアンプなどを用意するのがベターなのでしょうが、そこまで大掛かりなホームオーディオを構築する気が無かったのでここからスタートしました。
使い勝手の良さとしてお勧めできるポイントは物理スイッチで出力先切替とLINE出力音量を可変と固定から切替できるところ。
■ZENDAC V2(処分予定)
eイヤでワケアリ品を格安で購入した物を使っています。購入価格は格安過ぎて書けませんw
ワケアリの理由は前後4.4の端子の出力不良との事でしたが、フロントの4.4もリアの4.4ライン出力も問題無く動作しています。
PCからの音声をRCA出力目的で使うのは良いかと思います。
また背面の4.4バランス出力からのXLR変換ケーブル経由のバランス出力も可能です。
この機能を使ってPCからの出力をSTAXのドライバーユニットに入力しています。
最初からこのモデルの主機能のヘッドホンアンプとしての機能は使う予定がありませんでした。
主な利用目的はRCA出力からのアンプへの出力でした。
4.4ヘッドホン出力のホワイトノイズが非常に気になるので使う気になれないというのも利用用途を限定している一つです。ヘッドホンやイヤホンを使うのであれば同じiFiのIEMatchを使うべきかなとは思いますが、K7BTがあるので使う予定はありません。
電源アダプターはパトス社の出しているトランス式アダプターを使っています。
外部電源は音質の向上に非常に有用だと思います。当方では激的変化を感じられました。
■RANCO ACOUSTICS REA-1000
仲良くしている人のやっているブランドのUSBDACです。接続はTypeCで出力はRCAと3.5ステレオピンジャックでの接続が可能です。
バスパワーでの駆動も可能ですが、外部からTypeCで電源の入力が可能です。
サンプリングレートは768kHz/32bit
MQAとDSD512フルデコード。
DACチップはes9281ac
搭載チップはハイグレードなわけではありませんが非常に音が良いです。
RCA出力がそのまま可能なので、試聴などの際でもスマホからRCAを出せるのが便利です。
用途によりけりですが、据え置きアンプの試聴などの際に活躍しくれます。
販売価格はなかなかの高額で14万円程度です。
■ヘッドホンアンプ類
■TOPPING L70
TOPPINGのミドルクラスのヘッドホンアンプ。
6.3シングルエンド、4.4バランス端子、XLRバランス出力の三系統のヘッドホン向け出力端子があります。
ヘッドホンアンプとしての利用と言うよりも、プリアンプ代わりの用途で使っています。
XLRとRCAの入出力があり、2イン2アウトのプリアンプとして利用可能です。
買った理由は音量をリモコンで調整したかったからというのと、RCAからの入力をXLRに出力したかったからというのも理由の一つです。当初はこれの上位機種であるA90 Discreteを考えていましたが、コンパクトで安価なL70でもほぼほぼ変わらないと判断しこちらを選びました。
各入出力先の音量をメモリーしてくれる機能が地味に便利。
ボリューム制御もリレーが使われており、音量調節するとカチカチ音が鳴ります。
リモコンの受光範囲が割と狭めなので、設置場所の関係でSwitchBotのハブにリモコンを追加してそちら経由で操作しています。本来であればE70などとスタックして使うのがベストなのでしょうが、あくまでもボリューム調整の為に使っている感じですね。E70と組み合わせるとトリガー電源機能で電源の入り切りが楽にできる機能があります。3.5のミニミニケーブルで制御できるみたいですね。
現在はFiiO K7BTからのRCA出力を入力し、XLR入力にはZENDAC V2からのバランス出力を入力しています。
RCA出力は切換器を繋ぎSTAX SRM-270SのRCA入力とアンプのRCA入力へ繋いでいます。
SRM-006tAがあるのにSRM-270Sを繋いでいる理由は夫婦で同時利用する際の音量差をクリアする為の対策。SRM-270SのパススルーからもSRM-006tAのRCA入力にもケーブルを繋いでいます。
購入価格はアリエクで3万程度。
アンプ類
■謎の中華アンプ
A級駆動のディスクリート中華アンプ
BRZHiFiの製造しているA級駆動をうたうパワーアンプを使用しています。
プリメインアンプでは無くボリュームのみのシンプル設計。RCA入力も1系統のみです。
大型トロイダルトランス搭載のアンプです。
周波数範囲:15Hz-30KHZ(+/- 3dB)
信号ノイズ比:93db
定格出力電力:15W * 2クラスA
出力インピーダンス:4〜8Ω
高調波歪み:<0.01%1KHZ 1W
寸法(W * D * H):336 * 208 * 75mm
正味重量:6.0kg
住宅事情で大音量が出せないので必要十分かと思います。
割と高熱を発します。デジタルアンプに入れ替えるのもありかなぁとは思っていますが気に入っています。
■スピーカー
DENON SC-M41(黒)
とりあえず安価なブックシェルフスピーカーを探したところこれを知った。
アバックから新品価格で14175円で購入。
重さもしっかりあり非常に良い買い物をしたと思っている。
とりあえず買った訳ですが十分な音を出している。
サブウーファーとの併用なので、バスレフポートを塞いで使っています。
■サブウーファー
ONKYO SL-A250
スピーカーがブックシェルフサイズなので低音確保の為に設置しています。
栃木のオーディオショップのエレックスで入手。
調べるとアナログアンプなので応答性はデジタルアンプの物よりもスローとの事で音楽にはあまり向かないそうだが、別段問題無く使えている。
キャビネット容量25.1リッター
最大出力75W
15kg程度となかなかの重量。
スパイス的な音量でしか鳴らさないので必要十分。
定常波対策で床から離したかった為、中国から輸入したオーディオボードに乗せています。
■スピーカースタンド
Amazonで売っているQKOZFIN スピーカースタンドという物。
3580円で購入。
そのままだと合計重量が3.3kg程度。
角型パイプ2本で台座を保持する形状。
作りは頑丈だが、仕上げが荒いのが残念ではある。
パイプは中空なので中に重りになる砂を充填して使っています。
左右の重量は合計で5.5kgまで重くできました。
設置場所の関係でPCデスクの上に乗せている。
高さ15cmで耳の位置にウーファーをあわせるのにちょうど良い。
地震対策で、スピーカー落下防止の為バンドで固定しています。
その他アクセサリ
■XLR切替器
XLR切替器ONE Little BearMC-103PRO
XLR端子用の3IN1OUTの切り替え器。
作りはなかなかしっかりしおりコネクタもカッチリ入ります。スイッチの切り替えも滑らかで満足。
ZENDACをXLR接続しつつ、残りの2チャンネルにはRCA to XLRの変換を使って他のDACとMoji2を接続しています。RCA to XLRの変換を経由する事でSRM-006tAのXLR入力へ音声を入力できています。
■スピーカーケーブル
Sir Tone SPC-2508
メーカーが廃業した関係で残りの在庫がオヤイデのみで購入可能な線材です。
1mの価格がオヤイデだと880円とリーズナブル
0.08㎜の銅線を250本撚り合わせてしなやかさと表面積を確保したスピーカーケーブルです。
1.25SQですが外皮とケーブルの間を綿の糸を使い、ノイズ対策しているなどなかなかの作りです。
外皮の太さは10.7㎜とスパルタン。気に入っているので無くなる前に3m程度買い増ししておこうと思っています。
■RCAケーブル
自作品を主に使用。上記に出てきたSir ToneのSPC-2508を使って作ったものと、AETの線材を使って作ったものを使っています。
■インシュレーター類
オヤイデ OSP スパイク
銅製の小型スパイクです。スピーカーとスタンドの間とスタンドをテーブルの間に設置しています。
3点支持の為12個必要だったので3袋購入して使っています。
AET SH-2014HB/A
STAXのドライバーユニットの足に使っています。