SIMGOTが送る新世代ハイブリット
SIMGOTがリリースした1BA+1DDのハイブリットイヤホンのEM2の紹介です。
展示会でEM2を聴いて欲しくなった訳ですが、運良く手に入れられましたので紹介させてもらいます。
このイヤホン非常にバリエーションが多く、カラーが5種類存在します。
発売したカラーは、クリア、パープル、ピンク、グリーン、クリアブラックの5種。
今回はクリアブラックをチョイスしてみました。
一般的にはクリアが人気なのでは無いでしょうか。
流通価格はアマゾンで12800円となっておりました。
標準で付属するケーブルもSPC X4の銀メッキとこだわりのある物。
中国では純正アップグレードケーブルとして2.5バランス端子のケーブルも用意されているとの事です。日本でもそのケーブルをぜひリリースしてもらいたいものです。
付属品は先に書いたケーブルの他に、イヤピースが2種類3サイズと革製収納ケース、取扱説明書が付属。
イヤピースは中高域を強調する高通過イヤーピースという物と、低音もそのまま鳴る均衝型イヤーピースの2タイプが付属しています。
好みで選べるというのが素晴らしいですね。
気になるスペックは以下の通り。
ドライバー:カーボンナノチューブ ダイアフラム
周波数帯域:15hz~40Khz
インピーダンス:10Ω
出力音圧レベル:101dB
ケーブルコネクタ:0.78 (2pin)
搭載されているドライバーは
BAがknowles RAF-32873
DDが銅雀コアダイナミックユニット10mmダイナミックドライバー
(高分子複合チタン振動膜だそうです。)
ハイレゾ認証もしっかり受けた製品となっているようです。
という訳で早速使ってみる




さすが純正コネクタ周りのデザインが秀逸です。
落ち着いた低音をベースにまったり聴かせる
音質はハイレゾ対応イヤホンという事でキラキラを押した音質なのかと思わせておいて、しっかりした低重心の低音を核に、中域もまとまった長時間リスニングするのに最適な音質調整です。ぱっと聴くと高音が不足気味に聴こえますが、実際には鳴っており、メローな低音がある為にそう感じるようです。
結果、長時間聴いているとそれが小気味よく感じる味付けである事が分かります。無駄に高音を主張させシャリ付きのするチューニングで無いのが良かったです。
アコースティックなギターや綺羅びやかなシンセの音もしっかり感じられ、しっかりしたベースの音でダンサブルな音源などは非常に相性が良いです。
元気になれる音でありつつ聞き疲れもしないので普段使いにも良いと思います。
純正ケーブルでも十二分な音ですが、リケーブルすると更に磨きがかかります。
自分はNOBUNAGA Labs社から発売しているQDC用の朱雀というケーブルを極性を逆にコネクタ交換をして利用しています。
SIMGOTはEN700で一世を風靡しましたが、今後リリースのモデルも注目ですね。
このEM2以外にも1DDのモデルのMT3や、3ドラのスイッチ付のEK3の発売も予定していますので注目して損のないメーカーだと思います。
アマゾンのアカウントの問題で商品リンクが貼れませんが、アマゾンにて公式販売されております。