Sabbat X12pro

OKCSCさんから提供して頂いたSabbat X12Proの紹介ページ。

X12ProはSabbat社がリリースしたトゥルーワイヤレスのBluetoothイヤホン。
メジャーショップでは日本のAppBankも販売している商品です。
Bluetooth5.0を採用しており4.2よりも更に切れにくい接続を可能としています。

このイヤホンは形状が面白く、トゥルーワイヤレスの左右分離型なのに
カナル型を採用せず、Apple社純正イヤホンの形状のイントラコンカ形式を採用している面白い商品です。

非常に美しい模様が付いています

Bluetooth5.0の採用のおかけでかなり切れにくい印象です。
ペアリングもスムーズにでき、マルチペアリングも可能です。
本体単体でも6時間程度の使用が可能で、充電ケースのバッテリーも合わせると30時間程度の利用が可能との事。実際使っていてバッテリー切れになったことは今のところ無し。耳に差し込む部分がカナルでは無いため装着感が悪いかもと懸念していましたが、非常に装着感は良好です。今のところ脱落した事はありません。

メーカー側で公表していますがイマイチユーザーに伝わっていない表面加工ですが、この水色部分は水転写という技術を使ってシートを貼り付けて模様を付けています。水転写という技術を知っていた自分はそれだけでも胸熱でしたw

水転写技術に付いては上記の動画を見てもらうとどういう物か分かると思います。

このイヤホン何が面白いかというと装着方法がイントラコンカ形式の為非常に開放感のある音を楽しむ事が可能なのです。
その事だけでもこのイヤホンをチョイスする理由になると思います。
ただし遮音性は全く無いに等しく、音が出ていない時は外部の音が聞こえまくりです。

使ってみて一点だけ気になっているのは前曲と次曲を選ぶ操作の左右が逆という事。普通であれば左側のユニットのボタンのダブルタップで前曲になる物が多い中、このイヤホンはなぜか左ユニットをダブルタップで次曲になり、右ユニットのダブルタップで前曲になりますw 何かの間違いだと思うんですが、仕様の様です。おそらくファームのバーションで正しい操作が出来る物も存在するのでは無いでしょうかw 慣れれば問題ないのですが最初非常に気持ち悪かったです。※ニューバーションでは解消済みの問題です。

1ボタン式ですが音量調節も可能で操作面も優れています。
1プッシュで再生停止、
2プッシュで左ユニットだと音量小、右ユニットだと音量大に音量調節可能。
音量調節は本体のボリュームとは非連動で調節可能なので微調整が可能。
3プッシュで選曲となっています。(Android端末では本体の音量設定とは独立した音量調整が可能。iOSでは本体のミキサーの音量が変わります。)

提供を受けた際はあまり期待していなかったこちらですが、実際非常に良い品で、音質、装着感共に大満足しています。

残念なのはコーデックがSBCとAACにしか対応していない為、Apple製品との親和性は良いですが、Androidだとコーデックで高音質再生ができない可能性があるところですね。

※ここから追記ですが、この製品バリエーションがかなり多く、この記事に書いた物が初期バージョンとなっており、ケースがUSB TypeBだったりします。
ニューバージョンは収納ケースがUSB TypeCになっており、シェルの形状もE12ベースの筐体に変わっています。その事が原因で音質がかなり変わっているようです。旧バージョンの方が抜けが良く高音寄りの爽やかな音で、ニューバージョンは低音もしっかりと出るチューニングに変更がかかっているようです。

そんな訳でOKCSCさんのご好意でニューバージョンも提供して頂きました。
違いは上にも書きましたが、型番が同じ製品とは思えない程の音質変化。しかも旧か新かはパッケージからはなかなか判断できなさそう。
新も旧もそれぞれ音質的に不満は無い品となっています。
ニューバージョンはX12PROのバリエーションモデルの位置づけで
スタンダードなブラックとホワイトと、パステル調グリーンとピンクが増えました。
カラーラインナップは
ブラック
ホワイト
グリーン
ピンク
の4色展開です。
更にこのカラー展開リリース当初はグリーンとピンクのモデルのケースはホワイトでしたが、さらなるニューバージョンではイヤホンカラーとケースのカラーが同一の物に変わったとのこと。購入時は多少注意が必要ですね。

現在のAmazonでの販売価格はこの記事の旧バージョン発売当時よりはかなり安価な設定になっています。6380円から1000円値引きで5380円での購入が可能。