L.S.オーディオさんのTwitterのRTキャンペーンでプレゼントされたX-10T Ⅱの紹介ページです。
ある程度使いこなす事ができるようになったので紹介ページを追加します。
トランスポーターとしてのX-10T II
アナログ出力を内蔵していない為かなり特殊な運用となるこのプレイヤーですが、いろいろなパターンの接続をしてみた事によりどの様な使い方をできるかを紹介します。
このプレイヤー先にも書きましたが、アナログ出力を内蔵していない為にデジタルでの接続が前提になるため出力先もかなり制限があります。
- USB接続
- 同軸接続
- 光接続
この3種類の接続になってしまうが為相手先は限定されます。
USB接続の場合
USB接続の場合比較的多種多様なアンプへの接続が可能となります。
相手側がUSB入力に対応してれば大抵のアンプで音出しが可能になる様です。
試した限りではFiiO Q1 MarkⅡやFiio Q5とのUSB接続が可能な事を確認しました。その他では筆者の使っているAroma N10などでもUSB接続にて音出しが可能です。ただしUSB接続であれば必ず音がなるわけでは無いようで、接続しても音出しができないパターンもありました。
※音の鳴らなかったアンプ
Encore mDAC、Activo C10のUSB DAC機能では認識せず。
多少相性もあるようです。
※追記 FiiO Q1を導入しました。
ポタ研のFiiOブースでX-10T IIにぴったりのポタアンを入手できました。
ジャンク扱いで3000円で購入。無事動作しております。
ここまでコンパクトだと非常に取り回しが良いです。
FiiO Q1(初代)はゲイン調整もでき、バスブーストも搭載している為お気軽な利用には非常に最適でした。mk2も考えましたが3倍の価格差を考えるとこっちでいいやって感じですかね。
面白い接続方法としては以下の画像の様な接続が可能。
このような方法でも音が鳴らせます。
このケーブルをもちいれば、再生可能周波数はケーブルに依存しますが、デジタル出力をアナログ出力にする事が簡単に可能です。アナログアンプへの接続の自由度が一気に増えてくれますね。ただしケーブルにより音質は変わるかと思われます。音量も調節機能が無いため最大で出力されてしまいます。
そういう意味ではライン出力と思えば、ボリューム機能があるなにかにさえ繋げばイヤホンを繋ぐのも簡単ということですね。
このケーブルに実際音量調節ケーブルを繋げばアンプいらずでイヤホンも接続可能です。(見た目は格好悪いですけどねw)
この接続に使用しているのはWoodhifiさんのケーブルです。
※追記 端子を付け替えました。
同軸デジタル接続の場合
同軸接続は2パターンでき、光端子と兼用のコアキシャル端子で行う方法と、
miniXLR端子を用いたAES接続。
AESで使うminiXLRはあまりポピュラーな物ではなく、秋葉でもスイッチクラフト製の端子くらいしか売っているのを見かけません。
よほどの事がなければ利用する理由は無いかな。
3.5モノラル端子をもちいた同軸ケーブルで事足りると思います。
ポータブルアンプでも同軸デジタル接続できる物はあるのでケーブルさえ合うものを用意すればバリエーション豊かな接続が可能かと思います。
※追記 miniXLR端子のケーブルを作成しました。
光デジタル接続の場合
3.5ピンジャック型のデジタル端子を搭載しています。
この端子は上記の同軸デジタル出力との排他利用となります。
ピンジャック型から角型端子で出力すればかなりの種類のデジタル入力可能な機器に接続できます。でも大抵の場合は同軸と光両方付いている場合が多いので、好みでの使い分けになるかなと思います。同軸と違い自作が困難なので長さ調節が難しいのが難易度を上げますね。
管理人様
はじめまして、naotoと申します。
こちらの記事、楽しく拝見させて頂きました。
X-10T IIにとても興味がありまして、色々情報を集めようとしたのですが中々見つからず、こちらの記事にたどり着いてますます興味が沸きました。
そこで申し訳ないのですが、2・3質問させて下さい。
イコライザー機能があるようですが、USB出力接続時にDoP出力(DSD音源)でもイコライザー機能は使えるのでしょうか?
あとHIBY LINKは試されましたか?使うとノイズが入るなんて噂もあるみたいですが…使用された事があるのであれば感想も聞きたいです。
初めてのコメントで質問ばかりして申し訳ございません。出来たらで構いませんのでお返事頂けると幸いです。
naoto
私のblogの初コメントありがとうございます。DSD音源については残念ながらまだ動作確認していませんね。音源は持っているので確認をしてみたあと思います。Hibyに関しては問題無いと思いますが、技適を通っていない機種の為自己責任での利用になりますね。
プレイリストの作成など本体だけですと日本語も入れられない機種ですが、アプリ経由であれば日本語プレイリストも作成可能です。このコンパクトなサイズでこの機能というのは本当に他にない機種だと思うので、DACと共に使うのにもお勧めできますね。荷物を軽くしたいときに良い音で楽しめるのは本当に素晴らしいです。
コメントありがとうございました
damimisan様
お返事頂き、誠にありがとうございます。
とても参考になりました!HIBY LINK便利そうですね!
普段からお気に入りのポタアンで音楽を楽しんでいるのですが、デジタルの信号を送っているのにPCやDAPによって音が違う事に気付き、泥沼化してしまいました…
最近はFiio M9を購入したのですが、公式ではDoP方式対応となっているのに、実際は使えませんでした。色々調べると、海外のFiioサポートページでユーザーレポートに対し次期ファームウェア更新で対応しますという回答が有り、がっかりでした。
Fiio M9にもHIBY LINKと同じような機能があるのですが、かなり不安定です。
DAPによってはUSBデジタル出力で接続した場合、イコライザーの適用がされない事があるのでX-10T IIはとても魅力的です。しかもデジタル出力特化となればますます試したくなります!
長々と申し訳ございません。damimisan様、これからもブログを楽しく拝見させて頂きます。…ってたくさん更新してってプレッシャーかけてる訳ではないですよ。マイペースでブログ作成がんばって下さい。ありがとうございました。
naoto
いえいえこちらこそコメント頂きありがとうございます!
FiiOの場合は実現されぬままディスコンになり、フェードアウトな場合も多いので、機能実装も怪しいところがありますね。X-10Tは自由度はそこまで高くありませんが、トランスポーターとしての役割は十二分にしてくれると思います。FiiOMusicを自分もX7mkⅡで使い出しましたが自分の環境だとわりとまともに動作していますね。DAPによって相性があるのでしょうかね。イコライザの名前は変えられませんが一応好きな設定で10個ほど設定も作れますし必要十分な使い方は可能です。自由な出力が選べるのもポタフェスなどの試聴会などでも役に立ちますねw 機会があれば是非入手してみてください。大きさにもきっと驚くと思いますよ!